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クローズアップ 前川果樹園/前川哲男さん

7月のクローズアップは、前川果樹園の前川哲男さんです。

前川さんは、静岡大学園芸学科に入学され柑橘学を学ばれました。昭和47年に卒業し、三重県庁に就職されました。県職員として、紀州の農業改良普及所に5年間勤務され、その後昭和56年には松阪の普及所に替わられました。退職されるまでは、三重県農業研究所で果樹研究の仕事に取り組まれていました。

平成22年3月に退職をされ、先代からの果樹園を引継ぎ現在に至っております。

前川果樹園風景前川果樹園風景
袋掛け風景袋掛け風景
今年の秋には美味しく育ちます今年の秋には美味しく育ちます

前川さんは、3代目のオーナーです。

前川農園の始まりは、先々代から始まります。先々代はそれまで養蚕をされていましたが、昭和7年に現在の津市高野尾の山林を開墾され柿、枇杷の新植を始められました。

柿収穫・初代・清次S36年柿収穫・初代・清次S36年
枇杷袋掛け作業の休憩風景・S36年枇杷袋掛け作業の休憩風景・S36年
柿深層施肥用穴掘り・S37年柿深層施肥用穴掘り・S37年

その後、お父さんの代になられてから、昭和35年~42年にかけて、さらに畑地と山林を開墾され温州みかんの栽培を開始されました。昭和49年には、柿・みかんのオーナー制度を開始され、みかん狩りも始められました。お客様に美味しい果物を色々提供したいということで、キウィフルーツ・シークワーサーなどの導入も始められました。

山林ブルドーザ開墾でみかん新植準備・S37年山林ブルドーザ開墾で
みかん新植準備・S37年
温州みかん新植・S37年温州みかん新植・S37年
スプリンクラ配管工事・2代目・清・S47年スプリンクラ配管工事・2代目・清・S47年

昭和57年には50周年記念としフルーツパックの宅配販売を本格化、さらに平成4年の60周年にはS.S等の導入による機械化を始められました。その間に海外から農業研修生の受け入れにも関与され、中国からの研修生に果樹園栽培のノウハウを指導されました。その中の研修生の一人は、現在中国の大学で教鞭をとっているとのことです。

平成23年産びわ「長崎早生」平成23年産びわ「長崎早生」
選別待ちの枇杷選別待ちの枇杷
選別機選別機

前川さんが退職される2年程前に、先代が亡くなられました。その間は前川さんの奥さんが、果樹の世話をされ前川さんに引き継がれました。

前川果樹園の土壌は粘土質ですので、果樹の栽培に適しているとのことです。試験場で得た知識を実地で生かしながら、来年の創業80周年を迎えるにあたり、アッ驚く美味しい果物を作りたいと努力されております。

大きな枇杷です大きな枇杷です
キウィーフルーツも栽培してますキウィーフルーツも栽培してます
前川さんと奥さんツーショット前川さんと奥さんツーショット

現在、柿26a・みかん106a・その他柑橘15.7a・枇杷2a・キウィフルーツ7.5aの果樹を栽培され、みえの安心食材の取得に取組んでいらっしゃいます。